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理事長挨拶

 新生会は昭和58年3月の設立以来、39年間にわたり当法人の理念である「輝く命」の実現に努めてまいりました。おかげさまで令和4年度も新卒採用者を迎え、役職員合わせて239名で事業を運営することとなりました。これもひとえに利用者様をはじめ、関係者各位のお力添えがあってのことと心より感謝申し上げます。
 昨年を振り返りますと、依然としてコロナ禍による社会情勢に影響を受けた年となりました。当法人におきましても残念ながらクラスターが発生し、利用者ならびにご家族の皆様方にご心配とご迷惑をおかけしたところです。
 国内での感染者確認から4年目となり、国等では新型コロナウイルスへの対処法やコロナ禍における社会活動について次の段階への検討を始めているようです。当法人といたしましては、これまで第一としてきた利用者皆様方への安全・安心な生活・活動の提供及びその継続を基本とし、ご期待に沿えるよう役職員一同、精一杯努力して参ります。これまで同様、皆様方のご理解とお力添えをお願い申し上げます。
 さて、今年は昭和58年4月1日に重度身体障害者授産施設として開設した「新生園」が40年目となり、同時に社会福祉法人新生会は創設40周年の節目を迎えます。昨今の社会状況から、関係の皆様方を一堂にお招きしての行事は難しいと考えますが、これまで利用者・ご家族の皆様方と共に、そして多くの地域・関係の皆様方に支えられて歩んできた足跡から学び、次の一歩へとつなげる機会となるよう、思いを巡らしているところです。
 新生園・新生会40年の歴史は施設のハード面においても同様です。施設設備の老朽化は避けられず、毎年修繕に要する費用が嵩んできております。同時に、現設備は利用者様の年齢を重ねることによるニーズの変化に追いつくことが困難となってきており、その結果として職員の業務上の負担にも繋がってきています。そうしたことから、新年度は現長期計画(令和3~8年度)の前期を総括し、後期には喫緊の課題の改善や時代のニーズに応じるための方策について具体的な計画を示すことができるよう検討してまいります。
 結びに、年明けも依然として如何ともし難い不安要素が続いております。皆様方におかれましても、この一年を穏やかにお過ごしになられますようご祈念申し上げご挨拶といたします。

 
 
                       あべ    はつお
                  理事長 阿部 肇男
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