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しんせいブログ(2022年度)

しんせいブログ vol.49 「きらりの集い2023岩手大会」がもうすぐです

2023-01-11
「きらりの集い」は人とつながり、互いの経験から学び合う「ピアサポート」と自分らしい人生を歩んでいくという「リカバリー」をテーマにした全国規模のイベントです。
障がいの有無を越え「つながり」の力を感じることができる一つの大きなムーヴメントとして、2012年1月8日9日に福岡県で行われた精神障がい者ピアサポート育成事業研修会から始まり、1月9日をピアサポートの日として、全国の皆さんとつながっていこうと毎年開催されています。
毎年、全国各地で行われてきた「きらりの集い」が今年、岩手で開催されます。
 
1月14日(土)10時~17時 紫波町情報交流館(2階大スタジオ他)にて
現地参加の方は予約不要、参加費無料。オンライン参加の方は要予約、参加費無料です。
※オンライン予約は終了しました。
 
当日は
紫波町地域おこし協力隊の星真土香さんが暮らしの保健室や畑多楽縁(はたらくえん)のつながりについてお話してくれます。
※畑多楽縁については2022年度 しんせいブログvol.12 ~畑多楽縁 地域の支えあい~ で紹介しておりましたので気になる方はご覧下さい。

ラジオの公開収録風のメッセージ紹介やみんらぼカードの体験会があります。
名刺を作って皆さんと交換したり
1年後の自分に届く手紙を書いたり
一本桜に花を咲かせたり
オンライン参加の皆さんも参加してトークを楽しんだり
岩手の豊かな自然の写真展もあります。
 
声をかけていただき実行委員に参加して1年。きらりの集いって何だ?から始まりましたが、少しずつ楽しみになり、つながり、というテーマで様々な企画を準備してきました。
皆さん、ぜひ参加してくださいね。
(実行委員 K山、オンライン技術班としてY田さん、H摩さんも参加します)
チラシの表です。写真の岩手山は昨年10月に岩山展望台で撮影しました。
チラシの裏です。新生会から協賛をいただきました。ありがとうございます。
大会プログラムです。とてもすてきな手書きのプログラムです。 

しんせいブログ vol.48 「輝く命」

2023-01-04
昨年の12月28日の午前中、しんせいは年末の大掃除をしました。
スタッフ一同、日頃から「事業所をきれいに」を意識して仕事と掃除を行っていますが、大掃除となると普段なかなか手が回らないところにも手をかけることができます。
事務室内の額縁もその一つ。
研修会の講師をしてくださった著名な先生の色紙の額縁。
法人の基本方針が書かれた額縁。
そして、法人の理念が書かれた額縁。

法人の理念の一番最初には、当法人の創設者(現相談役)である藤原清司氏が大切にしている言葉、「輝く命」が書かれてあります。
大掃除をしながら、ここに書かれてある言葉を読み返し、改めて「輝く命」について考えされられる時間でした。
しんせいのスタッフは、いや新生会の職員は、日々この「輝く命」という言葉を意識しながら仕事にあたっていると思います。

12月30日 、社会福祉法人新生会の創設者であり、法人の理念である「輝く命」を伝え続けてくださった藤原清司氏がお亡くなりになりました。
しんせいのスタッフ一同、藤原清司氏からお伝えいただいた「輝く命」の言葉と、教えていただいたたくさんのことを忘れずに仕事をしていきたいと思います。
藤原相談役、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

しんせいブログvol.47 今年最後の日

2022-12-28
今年も残るところあと3日・・・。

しんせいの仕事納めは本日12月28日。
しんせい今年最後の日・・・。

忘年会を断腸な思いで断念した我々は
この日は、大掃除をして皆でお弁当を食べる【黙食】に切り替えました。

大掃除をし
T代所長から豪華なお弁当をいただき
あさあけの園の職員さんたちに、今年最後の挨拶。

しんせいの業務再開は1月4日からとなります。

来年度の始まりはT代所長より大事なお話があります!!
それでは皆さま、良いお年をお過ごしください。(H摩)
豪華なお弁当。今年最後の職場でのごはん。所長ありがとうございました。
お隣のあさあけの園さんにご挨拶。来年もよろしくお願いいたします。

しんせいブログ vol.46 大事な話が・・・

2022-12-26
先日のブログ「外は白い雪の朝」でお伝えした「大事な話がスタッフにあるんだ・・・」について。
ちなみに今回使わせていただいた「外は白い雪の夜」は、歌は吉田拓郎さんで作詞は松本隆さん。
一番の歌詞をみてみると、

大事な話が君にあるんだ
本など読まずに今聞いてくれ
僕たち何年付きあったろうか
最初に出逢った場所もここだね
感のするどい君だから
何を話すか わかっているよね
傷つけあって生きるより
なぐさめあって別れよう
だからBye-bye Love
外は白い雪の夜
Bye-bye Love
外は白い雪の夜

せつない歌です。
この歌詞を替え歌にしてスタッフへの大事な話は以下の通り・・・
カッコ内は原曲の歌詞で、その後にあるのがスタッフにあてた歌詞です。

(大事な話が君にあるんだ)大事な話がスタッフにあるんだ
(本など読まずに今聞いてくれ)パソコンなどうたずに今聞いてくれ
(僕たち何年付きあったろうか)忘年会今年はどうしようか
(最初に出逢った場所もここだね)去年の忘年会の場所はプティボヌールだったね
(感のするどい君だから)感のするどいスタッフだから
(何を話すか わかっているよね)何を話すか わかっているよね
(傷つけあって生きるより)感染リスクのあるなかでやるより
(なぐさめあって別れよう)なぐさめあってあきらめよう
(だからBye-bye Love)だからBye-bye忘年会
(外は白い雪の夜)外は白い雪の夜
(Bye-bye Love)Bye-bye忘年会
(外は白い雪の夜)2022の忘年会

ということで、スタッフへの大事な話は忘年会のこと。
1年間、スタッフには激務のなか本当に本当にがんばってもらいました。
その苦労をねぎらって、またコロナ禍において地域のお店を応援する意味も含めて忘年会をしたかったのですが・・・。
忘年会の代わりにといってはなんですが、12月28日のお昼に、みんなでお弁当をいただくこととしました。
どこのお弁当かはお楽しみに・・・。(後日のブログで。)

そして・・・、
「大事な話がもう一つあるんだ
パソコンなどうたずに今聞いてくれ
ぼ・・・」
もう一つの大事な話は、年明けにお伝えしたいと思います。
というか、年明けにしか話ができない・・・。
オンライン朝礼に参加しているスタッフもいます。22日の朝礼の最後に「大事な話が・・・」。
パソコンをうたずに聞いてくれています。スマホをいじっているスタッフはいますが・・・。
「こうすれば忘年会ができるのではないでしょうか!」と意見を述べてくれたのではなく、大事な話をスタッフにしてくれました。O笠原さんからの「大事な話」。

しんせいブログ vol.45   8.8%をどう見るか

2022-12-22
12月12日に文部科学省がある調査結果のデータを報告しました。
その数字が「8.8%」。
この8.8%の数字は、「通常学級に通う公立小中学校の児童生徒の8.8%に発達障がいの可能性がある」と担任等がチェックシートをもとに導き出された数字とのこと。
ちなみに10年前の同じ調査では「6.5%」でした。
また、初めて調査を実施した高校では「2.2%」であったとのこと。


この「8.8%をどうみるか」。
以下はあくまでも私見になります。
・今回の調査は公立の小中学校を対象としているので、私立の学校を加えればさらに数値は高くなるのではないだろうか(特に高校)。
・高校の数値が低いのは、成長につれて自己理解が進み自分なりの対応策をみつけて困り感が表面化しにくくなっているのではないか、また専門的な学びができる学校の選択やスポーツなどの特技を活かした学校の選択により、困り感が表面化しにくくなっているのではないか。
・軽度知的障がいや愛着障がいの子どもにも、発達障がいと同じような状態像をみせることがあるので、環境や生活歴なども踏まえた見立て、支援が大切なのではないだろうか。   

このニュ―スに対して、ネット上でもたくさんのコメントが寄せられています。
新潟青陵大学大学院臨床心理学科教授(社会学)の碓井真史先生のコメントを紹介させていただきたいと思います。(この先生は、福祉、教育、社会問題他いろいろな分野のニュースに関して、興味深いコメントをしてくださるので、いつも参考にさせていただいています。)
「本当は発達障がいなのに、大人が理解せずに無理強いを重ねているケースもあります、一方、この子は発達障がいであり周囲の配慮が必要など主張しすぎ、本人のトレーニングが不十分になっていることもあります。あるいは、学校は危機感を持っているのに保護者の困り感が低いこともあります。そうかと思うと、発達障がいの診断を受けて絶望と困惑に落ち込んでしまう保護者もいます。学校が不用意に専門機関への受診相談を勧めたために、保護者のお怒りを引き起こすこともあります。マスコミに登場する発達障がい児は、普通の現場ではめったに見ないほどの困難の大きい子もいますし、また非常に才能豊かで有能な子が登場することもあります。言うことを聞いてくれず途方に暮れている保護者もいますし、対応に困り疲弊してる担任教師もいます。多様な子どもと様々な環境があります。個々に応じた支援が必要であり、みなさんの理解など協力が必要です。」。

碓井先生の話してくださった視点は、すごくすごく大切な視点だと思う、この視点を忘れないで支援をしていきたいと思う。
共同通信社さんのウェブニュースを参考にさせていただきました。
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