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しんせいブログ(2021年度)

しんせいブログ vol.72 障害者週間

2021-12-03
12月3日から障害者週間が始まります。(障害者週間の「害」の字を国が漢字のまま表記しているのでそのまま漢字とさせていただいています。)
今回のブログの担当はH摩さん。
障害者週間における当センターの取り組みを、H摩さんから紹介してもらいます。

早いもので12月。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌にあった「暦の上ではディセンバー」。
以前、職場のクリスマス会の職員余興で踊らせていただきました。
踊ることが大の苦手で、かなりの練習時間を要した思い出の歌。
あれから数年経ちますが、12月になると頭の中にあのメロディー流れます。
「師走は忙しい。町は慌ただしい。」。
コロナ禍で、以前の様な生活には至っていませんが、感染対策に留意しながら、少しずつ活気がでてきたような気がします。
そんななか、今日12月3日から9日は「障害者週間」となります。
この取り組みは1975年12月3日に国連で「障害者の権利宣言」が採択された日です。
この日に合わせ、12月3日から9日までを「障害者週間」と定められております。
紫波地域基幹相談支援センターの理解啓発事業として、矢巾町福祉課と一緒に矢巾町活動交流センター「やはぱーく」にて、障がいについて「知る」「見る」「考える」をテーマに障害者週間特設展示コーナーを設置することとしました。
内容といたしましては、岩手県立産業技術短期大学校矢巾校の学生さんが作成してくれた、地域にある様々なマークや、障がいを持つ方々の特性について、まとめていただいたパワーポイントを利用して紹介させていただいております。
地域の皆様に障がいについて理解を深めていただけたらと思っております。
障害者週間に合わせて、12月3日から9日まで「やはぱーく」1階に掲示させていただいておりますので、是非ご覧になって下さい。
岩手県立産業技術短期大学校矢巾校の学生のみなさんが作ってくれた「障がいのことを知るパワーポイント資料」がスライドショーで流れています。そのほか、当センターで作成したパネル、クリアファイル、矢巾町と共同で作成した資源マップが展示されています。(クリアファイルと資源マップは差し上げていますが、数に限りがありますことをご了承ください。)
やはぱーくは矢幅駅東口から歩いて1分、しんせいから歩いて3分のところにあります。
やはぱーくのマーク。かわいいです。

しんせいブログ vol.71 「みんらぼカード」

2021-12-02
しんせいでは月に1回職員会議を行っています。(スタッフミーティングと呼んでいます。)
そのスタッフミーティングは、職員によるミニ研修会からスタートします。
これまでに「メンタル関係のこと」「地域包括ケアシステムのこと」「相談支援のこと」「通勤災害や確定申告について」「本の紹介」等々、スタッフの好きなテーマで研修会をしてもらいます。
視野が広がりなかなかいいです。

11月29日のスタッフミーティングでのミニ研修会のテーマが「みんらぼカード」について。
今回の研修会担当だったK山さんが、日々の支援で感じたこと、そして具体的な支援方法で学んでいること等を話してくれ、その中に「みんらぼカード」がありました。
「みんらぼカード」とは、人生の終末期において自分が望むケアについて考えるきっかけを与えてくれるカードとのこと。
人生の終末期のことを話し合うのはなかなか難しいことだと思いますが、この「みんらぼカード」をきっかけとして前向きに話し合える場を作ることができるとのこと。
K山さんから「みんらぼカード」を紹介してもらいます。

このカードを知ったのは9月に紫波町社協で行ったふれあいミーティングがきっかけでした。
一関市の「やまと在宅医療診療所」の杉山先生が参加されている「みんなの健康らぼ」をユーチューブでやっている動画の紹介がありました。
おうちで見てみると、おもしろい、楽しそう、やってみたい、とワクワクが止まらなくなり、みんらぼカードを購入しました。
アイディアと実践知とユーモアたっぷりですごい、皆さんに教えたくなってスタッフミーティングの研修に取り入れてみました。
11月30日は人生会議の日(厚労省)。ACPはAdvance Cae Plannig、人生会議と愛称がついて普及啓発をしているそうです。
人生の最終段階における医療、ケアについて自分の希望するところを前もって考え、家族や医療、ケアチームと繰り返し話し合い共有する取り組みの事。
でも死ぬことに触れるのはマイナスイメージがあって考えたり話題にすることをためらいがちです。
みんらぼカードは自分の幸せや希望をもっと前向きに考えて周りの人と語り合うことができるツールです。
きっかけって大事ですよね。
やってみたくなること、やってみて気づくことが人生を豊かにしてくれます。
大切な人と共有しておきたい、そしてやりたいことを素直にやっていきたいですね。
皆さんぜひ一緒にやりませんか?
カードの例を挙げれば「清潔を保っていたい」「自分の思いを代弁してくれる人がいる」「大切な人に別れの挨拶をしたい」等々。ひいたカードをきっかけとして話を広げていきます。
ほとんどのスタッフが初めて目にし、手にしました。時間がなく具体的にやるまでには至りませんでしたが、ぜひ何かの機会にやってみたいと思いました。
このカードを障がい福祉の分野で行うには、いろいろ検討が必要との話もありました。勉強していきたいと思います。

しんせいブログ vol.70 ここに3枚の紙がある・・・。

2021-11-30
(ラジエーションハウス風に・・・。)
「ここに3枚の紙がある。
それぞれの紙に書く内容は全く違う。
だが、実はこの1枚1枚はつながっている。
この1枚1枚がつながって形になっていくことが自分の成長へとつながっていく。
その道のりは簡単ではない。
だが、目標を持って一日一日を積み重ねていくことが、この3枚の紙につながっていく。」

フジテレビのラジエーションハウスのオープニングのナレーション。
毎回何気なく聞いているのですが、これがなかなかいい。
真似てみようと思いましたが、なかなか難しいことが分かりました。

今回テーマにした「3枚の紙」。
写真をご覧いただくと分かりますが、当法人で取り組んでいる身上調書、人事考課、職能面接シート。(職能面接シートには「研修履歴カード」もセットになります。)
それぞれについて今回は詳しくお話はしませんが、これらへの記入、まとめの時期が来ました。
日々の業務にプラスされる部分になりますが、この3枚は大切なものだと考えています。
しんせいでも、まずは身上調書を出してもらいました。
面接もほぼ終わりました。
これから残りの2つへの記入となります。
忙しい中ではありますが、それぞれの紙の持つ意味を考えながら記入を進めていきたいと思います。
(面接でのやりとり「人事異動も選択肢になりますか?」「いたしません!」これはドクターXか・・・。内容はあくまでもフィクション。)
一人ひとりいろいろな思いで書くと思います。一方、職員集団のバランスもあり、この思いとバランスの調整が難しいんだろうなあと考えます。
人事考課が賃金にも反映されているところは、いろいろ調べてみましたが県内では極めて少ない。そうなると現状での人事考課のポイントは、フィードバック面接と考えます。
その年の仕事と個人のスキルアップの目標を立ててもらいます。これこそフィードバック面接が重要。

しんせいブログ vol.69 フードドライブ ~冬~

2021-11-25
秋にも取り組ませていただいたフードドライブ。
いろいろな理由で食べることに困っている人に食べ物をお届けする特定非営利法人フードバンク岩手さんが中心となり取り組まれている事業です。

当センターでは11月29日から12月13日の2週間を「フードドライブ冬の強化月間」と題して取り組ませていただきたいと考えています。
取り組み内容について前回と同様に紹介させていただきます。
分けていただける食べ物をしんせいのスタッフに直接お渡しいただいてもオッケーです。
また直接しんせいにお持ちいただいてもオッケーです。
フードドライブ回収ボックスはしんせいがある2階に設置してあります。
お預かりできる食糧は、缶詰類、レトルト食品、瓶詰類、ふりかけ類、乾物類、お米(前年度までのもの)、乾麺などとなっており、賞味期限が1か月以上の常温保存可能な食品で未開封の物となっております。(詳しくはチラシをごらんください。)
「フードドライブ冬」の取り組みへのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
H摩さんが「こんな感じはどうでしょう。」とやってくれました。くれぐれも「やってちょうだい」と言っていません・・・。このフードボックスにお願いします。
お預かりできる食品について。このチラシに詳しく書かれています。

しんせいブログ vol.68 事例検討会~新しい形で

2021-11-23
しんせいでは、今月から定期的に事例検討会を行うこととしました。 
目的は、困難事例への対応のため、個々のスキルアップのため、事業所全体のレベルアップのため等々。
これまでも、毎月のスタッフミーティングの中でケース検討的なものは行っていたのですが、1つのケースをじっくり検討する形をとったのは今回が初めて。
事例検討をするにあたっては、近藤直司先生のアセスメントのフォーマットを用いて行うこととしました。

そこで、事例検討会を行うにあたり、せっかくだから地域の相談支援専門員の皆さんにも参加していただいてはどうか・・・ということになりお声を掛けさせていただきました。
急なお誘いだったのですが、8相談支援事業所のうち、5つの事業所の相談支援専門員のみなさんに集まっていただき行うことができました。

近藤直司先生のアセスメントのフォーマットを用いての事例検討会に慣れていない方も少なくなかったのですが、検討を進めていく中で理解を深めていただいたように思います。
そうなるとあとは実践の繰り返しあるのみ。
次回の事例検討会も、地域の相談支援専門員の皆さんと一緒に行うこととしました。
そして次回の事例は、地域の相談支援専門員の方からあげていただきます。

今回のブログの最初の部分に、事例検討会はしんせいの「困難事例への対応のため、個々のスキルアップのため、事業所全体のレベルアップのため」と書かせていただきましたが、今回のような形で事例検討会を行うことで「困難事例への対応のため、個々のスキルアップのため、紫波地域の相談支援のレベルアップのため」につながっていけばと考えています。

この近藤直司先生アセスメントのフォーマットを理解し活用できるようになることで、決定的に大きなメリットがあると個人的に思っています。
そのメリットについては、個人的に思っている段階ですので、もう少し多くの方々に取り組んでいただいた様子を見て、自信から確信に変わったらそのメリットをお伝えできればなあと思います。
(「自信から確信へ」・・・。今年引退した松坂大輔さんの名言から借用。)
アセスメントのフォーマットに記入した資料を、アイパットを通してプロジェクターを使い拡大して事例検討会を行いました。Y田さんとH摩さんが設定してくれました。
アイパットを屈指したデジタルの部分とともに、板書というアナログの部分も活躍してくれます。
配布資料のアセスメントのフォーマット。この中に自分なりの考えを書き込みつつ、事例検討を行いました。自分が読めればオッケー、自分が読めれば。
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