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しんせいブログ(2020年度)

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しんせいブログ vol.60 バリアフリーマップ作成に向けて

2020-11-13
矢巾町文化スポーツ課が中心となり取り組んでいる「矢巾町バリアフリーマップ」。
しんせいもお手伝いさせてもらっています。
作成に係るチームは、矢巾町文化スポーツ課、しんせいほか、矢巾町産業観光課、近畿日本ツーリスト、ユニバーサルツーリズムアドバイザー、身体障害者協議会、そして当事者さん。
先日、実際にマップに載せたいと思っている場所に出向いてみました。
車いすでの移動はできるか、車いすで移動の際に困ることはないか、どうあれば車いすの方でも楽しんでいただけるか等々、それぞれの立場からいろいろな意見を出し合いました。
特に当事者さんからは貴重なお話をお聞きすることができました。
矢巾町に住む障がいがある方が住みやすい街にすることは、高齢者の方にも住みやすい街にも、そして県外からいらっしゃる障がい者の方、高齢者の方にも優しい街になるというコンセプトで、この取り組みを進めていきたいと思います
ひまわり畑の視察。高台に車いすのまま登ることができれば、と思いました。
煙山ダムは、景色とともにいい運動コースになりそうです。
煙山ダムにて。バックには岩手山。
岩手医科大学附属病院周辺も視察しました。

しんせいブログ vol.59 しんせいのビフォーアフター!

2020-11-11
チャーン、チャチャチャチャーン、チャチャチャチャチャーチャチャチャーン・・・のBGM。
「なんということでしょう、あの狭かった台所が・・・」のナレーション。
テレビ朝日の「劇的!ビフォーアフター」という番組をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。
 
先日、しんせいでもビフォーアフターがありました。
新型コロナウィルスの関係で相談室に設置していた手作りの仕切り。
それが、「なんということでしょう、温かみのある木枠に囲まれたアクリルボードは見た目の良さだけでなく、相談者とのソーシャルディスタンスを取ってくれるとともに、温かみも感じさせてくれます。」
国からの「新型コロナウィルス感染症緊急包括支援交付金」を活用し業者にお願いして作ってもらいました。
相談室がかなりすっきりした感じがします。
これまでの手作り仕切りに感謝しつつお別れし、新しい環境での相談がスタートしています
壁にもたれながらなんとか頑張っていました。ありがとう相談室3の仕切り。
凛としたたたずまい。
思わずトライ後のコンバージョンキックをイメージしていました。ありがとう相談室2の仕切り。
木の香りもしています。
伸縮棒を使いかなり苦労して作りました。ありがとう相談室1の仕切り。
仕切りを2枚並べての仕切りも素敵です。

しんせいブログ vol.58  働き盛り世代のこころの健康教室

2020-11-05
矢巾町福祉課主催の研修会が11月10日(火)に行われます。
「働き盛り世代のこころの健康教室」をテーマに、講師は未来の風せいわ病院理事長の智田文徳医師。
矢巾町では、各年代に対して自殺予防の取り組みを展開しており、今回は「働き盛り世代」がターゲット。
このほかに、今年度は「シニア世代」対象の研修会や町内の小学4,5年生と中学1年生を対象とした「こころの健康教室」を行っています。
また、役場職員、民生委員、保健推進員、小中学校教員、保護者等を対象としたゲートキーパー(自殺の危険を示すサインに気づき、話を聞く他の適切な対応をすることができる人)養成研修も企画されています。
新型コロナウィルスの関係で開催が延期されているものもあるようですが、徐々に実施されてきており、この一環として今回の研修会が行われます。
現在のところ、しんせいからも2名が参加予定ですが、できるだけ多くの方々に参加していただきたいと思います。
研修会参加後は、しんせいのスタッフでヤハバル(矢幅駅前にある屋台村)に久しぶりにおじゃまして研修会の反省をしつつ、違う形でのこころの健康対策をしようと思っています
 
FAXで申し込みをされる方は、下記矢巾町ホームページから申し込み用紙をダウンロードできます。

しんせいブログ vol.57 観葉植物の力

2020-11-02
ちょっと前から相談室にミニ観葉植物を置くようにしてみました。
刺激になるものをできるだけ少なくした相談室がいい場合もありますが、相談室を無機質なものにしないためにも置いてみました。
 
観葉植物を置くメリットはあると言われています。
1 加湿効果
2 空気洗浄効果
3 リラックス効果
4 インテリア効果 等々。
 
観葉植物を置き始めて具体的にどのような効果があるのか確認はしていませんが、相談時の話のきっかけになる、観葉植物を見ると気持ちの切り替えになる、インテリアとしても、などがあげられますが、個人的に一番感じているのは「なんとなくいい」
「なんとなくいい」ということは心にメリットを与えてくれているのではないかと思います。
乾燥が気になるこれからの季節、また空気もきれいにしたい、リラックスにもなる、見た目もいい、そして「なんとなくいい」感覚を与えてくれる観葉植物を大切に育てていきたいと思います

しんせいブログ vol.56 高齢化するひきこもりと対話的支援

2020-10-29
10月25日(日)、宮古市で行われた研修会に参加してきました。
テーマは「高齢化するひきこもりと対話的支援」。
講師は、斎藤環先生。
斎藤環先生のことはご存じの方も多いと思われますが、岩手県北上市出身の医学博士で、多くの著書や各種メディアにも多数取り上げられている著名な先生です。
 
斎藤先生のお話は、ひきこもりに関する現状と背景、また家庭内暴力への対応ほか具体的な本人支援、家族支援等にも触れており非常に興味深く充実した研修会でした。
研修会の要旨の一部を紹介します。
・内閣府は、ひきこもりの数を115万人としている。そのうち39歳までが約54万人で40歳以上が約61万人。ひきこもりというと若者のイメージがあるが、実は40歳以上のひきこもりの方が多い。
・発達障がいの二次的な課題からひきこもりになっている人もいるが、今は何でもかんでも発達障がいにしてしまっている。周囲と異なる言動をする人を見る時の言葉が「発達障がい」になっている。成育歴や行動特徴を細かくみて見立てをしなければならない。
・子供時代に頻回にいじめ被害にあうと、その後40年余りを経ても社会的、経済的、あるいは健康面において高いリスクを抱える。
・ひきこもり支援は、どうにかして対話を続けることが大切。
・「ひきこもっている人は、たまたま困難な状況にあるまともな人」との捉えが斎藤先生の基本的姿勢。
等々、お伝えしたいことももっともっとありますが・・・。

会場には100人を超える参加があり、前後左右に一人分のスペースを空けながら、通常の形での研修会のスタイルでした。
宮古市のレインボーネットのスタッフの配慮で齋藤先生にお会いさせていただき「来年研修会で紫波地域に来ていただくことは可能でしょうか」と先生に尋ねたところ「メールで日程調整をしましょう」と言ってくださいました。
来年、斎藤環先生を紫波地域の研修会にお呼びする方向で調整していきたいと思います
 
今回の研修会に参加して思ったこと。
斎藤環先生のお話が予想を上回るものだったということ。
宮古圏域の研修会は、毎回「話を聞いてみたい」と思う先生をお呼びしているということ。
そして、研修会運営のスタッフが年々変わっており、人材育成にもきちんと取り組まれているということ。
斎藤環先生のお話とともに勉強になりました
斎藤環先生のお顔とプロフィール。
内容の充実した資料と先生のお話でした。
スーシャルディスタンス等、withコロナの研修会。参考になりました。
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